不動産の値引きの恩恵を受けるためのポイントとは?

不動産の値引きの恩恵を受けるためのポイントとは?

不動産は人生で一番大きな買い物だと言われています。そんな不動産を値引きしてもらうことはできるのでしょうか。値引きをしてはいけない場合などにもふれながら、値引き交渉のポイントをお伝えします。

新築物件の場合~値引き交渉はNG

新しい機種のスマホを買う場合、値引き交渉をしますか?しないですよね。値引き交渉をしてしまうと、店員さんになんだか不審がられそうです。百貨店などの商品もそうですよね。夕方になって、食品フロアにて値引きの札をはられるのを待つだけです。つまり、値引きは商品の劣化があれば行われていることになります。スマホや百貨店の商品は1日で劣化しませんので、いくら値引き交渉をしても、商品に価値があるので値引きに応じてもらえないというわけです。

値引きの心理が働く状況とは?

・むやみに高く設定している

このような感情を持つと、値引きしたくなります。スマホや百貨店は、商品の市場価値、商品価値、近隣同業者の価格をすべて考えて決められています。つまり、これ以上値引きしようがない価格で設定しており、買う側も暗黙の了解でそう思っています。新築物件などの不動産も同じです。むやみに高く設定しているとは思わないのではないでしょうか。

値引き交渉ができるのは中古物件

建売住宅などの場合、建物の価値は毎年下がっていきます。そのため値引き交渉をしたいなら、新築ではなく築後2年など経過した時でしょう。その時、周辺に同じ様な物件があり、その物件が安くなっているなどの情報があれば、より有利に値引き交渉ができるのではないでしょうか。

不動産会社の販売担当者との信頼関係も大事?

不動産を買う時にしてはいけない値引き交渉があります。それは、値引きしてくれるなら買うという意思表示です。担当者にすれば、値引きしなければ買わないぞと言われているので、お客様に対して不信感がわきます。自分がお客様のために、最大限を尽くしてすすめている物件なのに、自分のすすめた価格は妥当ではないと言われていると思うでしょう。

値引き交渉をする場合、その物件をまず買うという意思表示が大切のようです。その上で、住宅ローンが〇〇しか毎月支払うことができない事情などを話すなどし、値引き交渉をされることをおすすめします。担当者は、最初から買わないお客様に対しては、たとえ値引きできるとしても値引きするとは言わないでしょう。

しかし、お客さん側としては、先に値引きしてくれれば、心が動くこともあります。そのあたりが交渉術というものなのでしょうが、一般的には、中古物件でない限り値引き交渉はしないほうがいいようです。

止むおえない事情で値引き交渉~購入前提

イメージとしては、長年付き合ってきた男女の結婚です。結婚したいけれど、十分な資金がない。だから結婚式はあげないなどです。根底には2人は結婚したいと決めている意志の強さがあります。その理由を聞けば、親同志も納得できるはずです。

住宅ローンも、子供の養育費、病気などで支払うことができないが、これだけは支払えるというスタイルをみせれば、単に安く買いたいということではなく、理由があると思ってもらえます。つまり、値引き交渉は、利益確保のための値引き交渉ではなく、購入のための値引き交渉であることがポイントのようです。


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