不動産が売れない!? 売るための方法論を考える

不動産が売れない!? 売るための方法論を考える

終の棲家として購入したマイホームも、住み替えなどの理由で売却を検討することになるかもしれません。しかし、いざ売りに出してみると売れない…そんな状況も起こりえます。

買い手がつかないのには何らかの理由があります。そして、その理由を明確にしなければ買い手のつかない現状を打破する対策を打てません。まずは売れない原因を特定して、それを取り除くしかないのです。そこで今回は、不動産が売れない理由と、そこから脱却するための方法について考えてみます。

○売れない理由1:価格が高い

理由として、もっとも可能性が高いと考えられるのは、売却価格が高すぎることです。お得感があるか、もしくは妥当と思える価格でなければ、買い手がつかないのも無理はありません。
幸い、インターネット上にはさまざまな不動産の情報が掲載されています。ご自身が売却しようとしている不動産に近い条件で検索をかけてみて、相場観を養うのも重要でしょう。また、公益財団法人不動産流通推進センターの運営している「不動産ジャパン」というサイトでは、不動産業者しか見られないサイト「レインズ」とほぼ同等の情報が閲覧できるため、あわせてチェックすることをおすすめします。

○売れない理由2:不動産の魅力が低い

たとえば中古マンションなら、売却する部屋自体の清潔感はもとより、マンションそのものの立地条件や建物・設備の老朽化も買い手にとって重要なファクターです。また、管理組合の運営状況など、管理体制までもが物件の資産価値に含まれてきます。
共用部の維持管理や立地条件は自分の力ではどうにもできませんが、価格の減額などで折り合いがつくかもしれませんし、専有部の問題ならリノベーションなどで解決する可能性があります。

○売れない理由3:不動産業者に問題がある

売主である方が自ら買い手を探すケースよりは、不動産業者に仲介してもらうことがほとんどでしょう。その場合、不動産業者の対応や営業力も、少なからず成約に関わっていると考えるのが自然です。現在、専属選任媒介もしくは専任媒介契約を結んでいるのなら、不動産業者を変更するか、複数の業者と契約する一般媒介への変更も選択肢のひとつといえます。
しかし、何より重要なのは信頼できる不動産業者、担当者を見つけることでしょう。複数の不動産会社に足を運び、親身になってくれる担当者を探してみてください。信頼できる担当者と出会うことができれば、納得のいく売却ができる可能性は高いと思います。


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