仲介手数料3%+6万円の6万円って何？
仲介手数料の上限についてお客様に説明する際に、「その6万円って何ですか？」と聞かれることが時々あります。
不動産業者でも新人さんなど、知らずに400万以下の物件でも3%+6万をかけてしまったり・・ということもあったりします。
この6万って何でしょうか？
報酬額票
宅地建物取引業者は、事務所ごとに公衆の見えやすいところに、「報酬額票」を掲示しなければなりません。
これは当社が加入している全日本不動産協会書式の「報酬額票」ですが、
この第２の四角の中に報酬額が記載されています。
200万円以下の金額・・・100分の5.4
200万を超え400万以下の金額・・・100分の4.32
400万を超える金額・・・100分の3.24
消費税も含まれているので分かりにくいですが、税抜きですと200万ごとに５％、４％、３％となります。
仲介手数料計算の方法
上の図を参照するとお分かりいただけるかと思いますが、400万円超の物件で、一律３％を掛けると余った6万円を足す必要が出てきます。
そのため簡易計算式では、(物件価格が400万超でなければいけませんが)３％+6万となるわけです。
物件価格は、報酬額票の第2の中段あたりにある「当該売買に係る代金の額（当該売買に係る消費税等相当額を含まないものとする。）」とあるように、消費税抜きの価格となります。
400万以下の物件では、
例えば200万円の物件は、10万＋消費税。
300万の物件だと、14万＋消費税が上限となります(最初の200万が5%、その上の100万部分が4%となります)。
ちなみに代理ですと、報酬額票の第3にあるように、媒介(仲介)で算出した額の2倍まで受け取れます。
手数料をできるだけ少なく売買する方法
ここで当社(セイユウコーポレーション)の宣伝です（笑)
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