一般媒介契約でのデメリットとは?

一般媒介契約でのデメリットとは?

まずデメリットと言っても一言では片づけられないですね。
不動産屋さん同士の駆け引きが細かすぎてすごいです。
では、一般媒介のデメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?

◆たくさんの不動産屋さんが売りに出すということは?

一般媒介契約とは複数の不動産屋さんに声をかけて物件を売りに出す行為の事をいいます。
ですからデメリットとしてはたくさんの買主に物件を見てもらえる状況を作るという事になります。
しかし、これには同時にデメリットもあるのです。
一般媒介契約は一般的に3ヵ月の契約期間が設けられています。
すぐに売れれば問題ないのですが、現在不動産業界において世間に売りに出してマンションは6ヶ月、戸建は11ヵ月かかるとも言われています。
それを考えると最初の3ヵ月で売れるという状況はそうそうないわけです。
ということは3ヵ月もの間、たくさんの業者から売りに出されることによって、
「この物件ってずっと残ってるな、何かあるのかな?」と買い手を逆に不信にさせてしまう恐れがあるのです。
こうなってくると買い手の心理としてはその物件は買いたいと思う対象から外れてしまい、結果的に売れ残ってしまうという現状になりかねないのです。
たくさんの人に見てもらえるという状況はいい事なのですが、その逆もあるという事もしっかり考えて行動しておかなければいけません。

◆積極性がなくなる可能性も…

人はやはり自分だけに頼ってもらった時というのは爆発的に結果が出しやすいと言われています。これはもう人間心理の話にはなるのですが、この心理というのはとても大切な事だと感じています。
自分だけに頼まれたことなら責任もって売らないと…という気持ちになる方がほとんどでしょう。
しかし、他にも頼んでいるけどあなたからも売ってほしいと言われたら、仕事自体は当然受けるでしょうが、営業マンとしても絶対に売ってみせます!とはほとんどの人がならない可能性が高いです。
そうなってくる営業マンが増えてきてしまうと、結局、いろんな不動産屋さんに物件情報を出してもらったところでうまくいくわけもありません。

◆絆は大切です

売買は最終的に人と人とのつながりです。
このつながりなくして物件が売れるわけがないのです。
いろんなところに頼むのもいいですが、1人の1社の信頼溢れる会社(営業マン)に頼んでみるのもいいとは思いませんか?
結果的にその方が早く売れることだってあるのですから。
まずは媒介契約云々よりも信頼性における営業マンを探してみるのも良いでしょう。


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