一般媒介契約と専任媒介契約って何が違うの？
家を購入しようとインターネットを見ていたら一般媒介契約と専任媒介契約と言う言葉が出てきました。これはどういう意味なのでしょうか？
また、買主にとって何かメリット・デメリットはあるのでしょうか？
分からない方は一緒に確認して行きましょう。
◆一般媒介とは何？
売主がいろんな不動産屋さんに「私の家を売って」と声をかけることが一般媒介契約と言います。契約している社名は明らかにする義務があり、現在どの不動産屋さんと契約しているのかはわかるようになっています。
また、３ヵ月という契約期間が設けられており、更新の延長の申し出をしなければ契約はそこで終了となってしまいます。
基本的には売れるまで延長する方が多いですね。
自分で買い手を見つけてくるのは問題ありませんので自分で動けるのは魅力ですね。
◆専任媒介とは？
売り主が１つの不動産屋さんのみ契約します。
その為他の不動産屋さんと契約はできません。万が一他社の媒介によって買い手が見つかり契約した場合には違約金を支払わなければいけません。
依頼を受けた不動産屋さんは２週間に1度状況報告をしなければいけない義務が発生します。
また、一般媒介契約と一緒で売主が自分で買い手を見つけてきても何も問題はありません。
やり手の営業マンをお持ちの不動産屋さんでしたら専任でお願いするのもいいかもしれません。その分頑張って買主を探してくれます。
ここは売主さんの見極めが重要ですね。
◆ちなみに３つ目の媒介契約もあります
上記二つまで話をしてしまったらこの際なので３つ目の「専属専任媒介契約」の話もしておきましょう。
売主は一社の不動産屋さんとこの契約を結んでしまった場合、一切他社との取引ができません。万が一そのようなことがあった場合違約金が発生してしまうので注意しておきましょう。
ちなみに自分で見つけてきても違約金発生になりますのですごく厳しい契約となります。
また依頼された不動産屋さんは1週間に1度状況報告をしなければいけません。
◆一般媒介契約と専任媒介契約…買主に得はあるの？
上記の説明を読んでいただいても分かる通り、正直申し上げると買主にメリット・デメリットは一切ありません。本当に買主さんは特に気にするようなことが何もないのです。
仲介手数料や金銭的なこと、契約に関しても何も気にしなくていいです。
これらでメリットやデメリットが発生するとすれば、売主と不動産屋さんくらいですね。
ですからこの件についてはさほど気にすることもないでしょう。
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