マイホームのリスクを考えよう!どんなところがある?

マイホームのリスクを考えよう!どんなところがある?

マイホームを購入する上でよく考えておかないといけないのがリスクについてです。
ここをしっかり把握した上で購入しないと将来的に非常に厳しい状況に陥る可能性もあります。
リスクをしっかり知った上で購入することで不測の事態から身を守りましょう。

◆マイホームは資産ではない

まず初めに言う事、それはマイホームが資産にはならないという事です。
基本的には35年ローンで住宅ローンを組む方がほとんどでしょう。
そして家を持っている事で変な安心感を覚え、何かあれば売ることもできるし、将来も安泰だ!と考えられる方も少なくありません。
しかし実際は、住宅ローンを組んで途中で売る事は非常に難しく基本的にローンが残ってしまう事がほとんどです。
また完済したあとで売ろうにも35年も過ぎていれば大抵の家は資産価値を失くしてしまい、戸建に限っては土地の価値しかない状況も十分にあり得るのです。
ですからマイホームを購入する上で「将来家を売ればなんとかなる」という考えは捨てておいた方がいいかもしれません。

◆修繕費・維持費がかかる

特に戸建に関しては修繕費・維持費がものすごくかかります。
白アリ対策から壁の防水工事、塗装工事など様々です。
白アリ対策に関しては5年に1度は調査しておきたいですし、防水調査に関しては10年に1度は施工しておきたいところです。
ただ、これはまだまだ序の口で20年も経てば水道管などの劣化が見られる可能性もあります。
このような状況は35年間の間、実に100~300万円は使う可能性があると言われているぐらいです。
それに比べマンションは各オーナーみんなで負担する為そこまでの金額にはならないかもしれませんがそれでも毎月管理費用や維持費を徴収されます。
これらの金額がかかることもしっかり把握しておきましょう。

◆一度買うと離れられない

あとはよくあるお話の中で転勤や子どもの転校の際に急には引っ越しできないというのも1つのリスクとなります。また、病気や転職で給料が下がり住宅ローンの支払いが難しいとの状況も考えられます。
この他にも近隣住民との争いやあまり考えたくないですが、離婚問題などマイホームがあることで動きたくても動けないという状況があるようです。
ただ、これを聞いてしまうとマイホームを買いたくなくなるかもしれません。
しかし、本来の目的は家を買う事ではなく、家族が住みやすい環境を手に入れるところにあるでしょう。
充実した生活を望むのであればやはりマイホームは必要です。
リスクをしっかり考えた上でマイホームを購入すれば不測の事態にも十分に対応できます。
常にリスクの事を考えながら行動して安定した生活を目指しましょう!


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